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そういえばキャラクター性とかあまり詰めていなかったな。主要人物は2人。主人公(リアルとゲーム)とヒロイン。まずはヒロインの方だな。
オートアサシノフィリア。日本語で言うと被殺性愛だろうか。殺される、あるいは殺されそうになることに悦びを感じるヤバい性癖だ。
そして性質の悪いことにこのヒロインちゃん。凄く良い子なのだ。それはもう、性癖さえ除けばとても良い子なのだ。他人に喜んでもらえることに何よりの幸せを感じる、まぁ、本人が不幸になりそうかもしれないが、とりあえず、そんな感じの子なのだ。
そう――『他人に喜んでもらえることに何よりの幸せを感じる』子が、『殺されることに悦びを感じる』。そしてヒトというのは古来より、己が嬉しいことは他人も嬉しいと考えてきた。
絶対値が大きいほど、マイナスになったときも大きいということだ。恐ろしい話ですねぇ。
主人公(ゲーム)と主人公(リアル)のキャラクター性はどうしようかな。そもそもキャラクター性をそこまで持たせないというのも1つの手だろうけれど。
結末も結構大事ですね。ギャグエンドが妥当だろうけれど、逆にシリアスというか、感動エンドも面白いかもしれない。ゲーム小説の定番の佳境としてあるものだけれど、NPCだって生きている、みたいな。ゲームの選択肢にはない、主人公が思っている本当の気持ちを伝える、的な。
短編ならギャグエンド。中編ならシリアスエンドもあり、っていう感じだろうか。まぁ、基本的にはノリで決めるところだ。
こうやって設定を詰めていくと、何故か書くモチベーションが下がっていくのはかなり不思議ですね。エントロピー的なアレでしょうか?
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