第二章 オスカル様まだ出てこなかった
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「えー…バンドはあんまり興味ないし…(まあでもイケメンだし、いっか…)」 「じゃあ、後でLINEしますね!」 そう言って彼は立ち去ってまたフライヤー配りを始めた。 後にこの男が、国を(あ、この人はこの小説ではザコキャラポジションです)揺るがす最強最低の悪霊になるとは、思っても見なかった……
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