1 上弦の月

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花side 彼が去った扉を見つめた。 ばれてたかな?泣いてたの... キーンコーンカーンコーン 花[あっもうこんな時間だ!   早くしないと授業に遅れちゃう!!] リョウside リョウ[こんちはー] 先生[おう!大神リョウか!   俺はお前が通うことになるクラスの担任だ!    よろしくな!] リョウ[(熱いな~)はい。    よろしくお願いします。] 先生[今日は見学だけか?] リョウ[はい。] 先生[そうか!なら帰るときに一声かけてくれ!    あっ!それと、ここの学校には‘雲外蒼天’っていう族がいるから。気を付けろよ!] リョウ[はい。(‘雲外蒼天’っね)] リョウ[失礼しました。     さ~ってと、どこから見に行くかな~]
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