1 上弦の月

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花side やっと授業が終わった✨ お昼🎵お昼🎵お昼ごはーん🎵 っとその前に遼ちゃん起こさなきゃ 花[遼ちゃん!起きて~お昼だよ!!] 遼[ん...もう少し] 花[だめだめだめ! 起きて   鶴くんに作ってもらったお弁当なくなっちゃうよ?] 遼[...それはダメ] 花[フフ、じゃあ、行こ!] 隠れた特技なんだけど鶴くんは お料理がとっても上手なんだ!! だから鶴くんに皆の分のお昼ご飯作ってもらってるの 遼ちゃんも大好きなんだ~ 遼[花、ちゃんと前見て。階段、危ないでしょ?] 花[うわ!本当だ! 遼ちゃん ありがと   お昼ご飯に夢中になっちゃって   気がつかなかったよ] 遼[怪我したらお昼ご飯も   食べられなくなっちゃうでしょ   だからちゃんと前見てね] 花[はーい🎵] ダダダダダ  ? 誰だろう? すごい勢いで上から降りてくる... え? あの人は... 遼[どうしたの?] 花[...ううん。何でもない!!   早く海斗くんの所に行こ?] 遼[...] 屋上の扉を開いた時 春風が私や遼ちゃんの髪を 海斗くん達の髪を踊らせた 花[海斗くん!!] 大好きな海斗くんの胸に飛び込み頬を擦り寄せる 優しく包み込んでくれる海斗くん あぁ、幸せだ 花[?なんか皆浮かれてるね?   特に椿くんと桜くんは。 何かあったの?] 椿&桜[あぁ、実はさっき—] 赤馬[っていうことがあって    珍しく鶴が興味持ってた!!] 鶴[だって、久しぶりじゃない?   俺達の事知らない奴と会ったの] 緑[そうですね。 ‘雲外蒼天’と言うグループすら知らなかったですし] 花[へぇ~ その人の名前はなった言うの?] 海斗[...確かリョウだった気がする   花。そろそろお昼にしよう。] 花[うん!うわーーー🎵可愛い!!   ありがと、鶴くん!] 鶴[ん。どういたしまして] 花[いっただっきまーす...ってどうしたの?] 海斗[......花。俺達に何か隠してることないか?] 花[隠してること?うーーん、な—] ないっと言おうとした時 赤馬[俺達見たんだよ。    今朝、花が知らない男と歩いてるの] 椿[そうそう。あいつ誰?] 桜[緑でもわからなかったんだ] 緑[そうなんですよね。] 花[...え?知ってるんじゃなかったの?   さっき上から降りてきた人だよ?] 海斗達[...はぁ?!!!!] えーっと この反応は 知らなかったってことでいいんだよね? 花[えーっと、最初から説明するね—] 花[っと言うことなんだ] 海斗[...そういうことだったのか    ...悪い、勘違いした] 椿&桜[ごめんなさい] 花[許しましょう。さ、ご飯食べよ?お昼の時間なくなっちゃうよ?] 今度こそ皆で楽しいランチタイム
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