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「あ、ああ。あああああああ。ああああああああああああああああああああああああああああ……!」
あらあら。お隣の奥さん、とうとう気でもふれたのかしら?
少しだけ気になって、中庭から覗いてみると、どうやら、邪魔なゴミが増えてしまっただけだった。
あーあ。無駄に邪魔なゴミを片付けようとして、もう一つ要らないゴミを増やしてしまったみたい。
どうしようかなぁ。後始末、面倒だわぁ。
取り敢えずぺちゃんこになった布団は捨てましょう。もう必要ないから。
そして新しく、前から欲しかったシングルベッドとシーツを買いましょうか。
どうしましょ。今からわくわく。ずっとしたかったコーディネートがあるのよね。
ざわざわ。ざわざわ。
黒い蟲が蠢いて、ゴミがびくりと震えた気がしたけれど、それは気のせい、幻覚よ?
せいぜいあんたら、二人永遠にそこで蠢いていなさいな。
とってもスッキリ。
そして私はにっこり笑顔。
お前ら二人、覚えておいて。
私を怒らせると、全員こうなる事をーー。
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