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体中に吸い付くような唇。
いやらしく絡みつく舌。
快感に導く細くて長い指のせいで、私の感覚は恐ろしいほどに研ぎ澄まされ、驚く程感じ易くなっていた。
全部、柊君のせいだよ…
本当に…
今日は、どうしちゃたの…?
どれくらい愛し合ったんだろう…
クタクタになってお互い見つめあった時には、もう夜中の1時を回っていた。
『愛してるよ、柚葉。君に出会えて本当に良かった。ずっと…一緒にいたい』
柊君…
真っ直ぐ私を見てくれるそのカッコいい顔が好き。
たまらなく…好きなんだ。
『うん。私達、結婚するんだから。これからはずっと一緒にいられるよね』
『そうだね…これからはずっと一緒だ』
柊君は、また私に熱いキスをした。
ひとしきり愛されたはずなのに、私の体はまだあなたを求めてる。
『柊君…大好きだよ…』
『ああ、僕もだよ』
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