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「お前は身長でかいな!何センチあるんだ?」
「…180センチ」
「すげー!俺なんか168しかないぜ」
拓也は小学生の頃からバスケをしていて、中学ではエースで、この高校にはスカウトされて入学したらしい。
この高身長、イケメン、低音イケメンボイス…男の俺でも見とれてしまう。神様は不公平だと思った。
「将暉、拓也、早く来いよ!」
「おうっ!」
俺が拓也と話すようになってから2人の誤解もとけて、4人で過ごす事が多くなった。毎日が楽しかった。
高2に進級した時、2人とはクラスが離れたけど拓也とは同じクラスだった。
「将暉と一緒で良かったな~拓也!」
「……………うん」
「俺もお前と一緒で嬉しいよ!」
「………本当?」
「ん?本当だよ!」
「………良かった」
また尻尾をパタパタ振ってるみたいに喜んで、可愛い奴だな。
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