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別に俺はこの子を好きって思ったことはなかったけど…告られても断ってたけど…!でも…拓也との仲を取り持てって言われて良い気はしない。
「あぁ…ごめん、知らない。勝手に連絡先教えられないから、直接拓也に聞いて…」
「聞けないからお願いしてるのに…」
「俺から言ったらきっと君の印象悪くなるよ?」
「…………分かった、もう良いよ」
泣きながら走って行ってしまった…
俺、悪者??
なんだよ、みんなで拓也拓也って…確かにイケメンなんだけどっ!顔だけだぞ!?無愛想じゃなくて、ただの口数少ないコミュ障の中身残念な奴だぞ!?
でも…犬みたいで可愛かったりするんだけど…それは俺だけが知ってるって言う優越感…。
「将暉…おかえり」
「おうっ!ただいま…って何したの?」
でかい図体して、机に顎を乗っけて不機嫌そうな表情…。怒ってらっしゃる?
「なんだよ?言わなきゃ分からないだろ?」
「………………さっき……」
拓也が何か言いかけた時、チャイムが鳴り先生が入ってきて、座るよう急かされた。
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