7.面白かった作品

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7.面白かった作品

 今回は誤字脱字を見つけるのが目的になっていたのもあって、あまり純粋に作品を楽しめなかった気もしますが、その中でも自然と没入出来、私的に面白いと感じる作品はありました。  今からご紹介する作品は、他の作品より誤字脱字が少なく、読みやすかった作品というわけではありません。単純に内容が私の好みに合い、私が面白かった作品ですので、その他が面白くない作品というわけでも決してありません。(※私は純文学系の作品よりも、エンタメ系作品を好む傾向がありますので💦)  面白いと感じるポイントは人それぞれですので、そこだけはご承知おきくださると嬉しいです。それでは不肖ながら、今回私が特に楽しませて頂いた作品をご紹介していきます。 ■『絞殺魔 潜伏中【短編】』 Temmpさん著  始まりは連続猟奇殺人犯を捕まえる話かなと思い、恐々読んでいたのですが、5ページ目から劇的に様子がおかしくなり、メチャクチャ面白くなって、最後まであっという間に読んでしまったという感じです。まずは5ページまで読んでください!(笑) ちょっと過激な変態さん…じゃなかった、表現もあるので、ホラー耐性が無い方は少し注意が必要です。 ■『勝手に動け!キャラクター☆』 篠谷 巧さん著  読んで頂ければ納得して貰えると思いますが、今回拝読した中でこの作品は群を抜いていたと思います。すぐに没入するほど読みやすく、非常に面白かったです!  作家を目指す主人公が、“キャラクターが勝手に動く”という現象を探求していく話ですが、その中で彼の書いている作品と、キーパーソンの女性が書く話…つまり劇中劇ならぬ作中作? が2つともあらすじが面白く、それも別で小説化して読ませて欲しい! と思ってしまいました。結末も大好きです。 ■『デュラはんは心の友』 Temmpさん著  最近よく目にする異世界転生ファンタジーですが、転生したらデュラハンになったという設定は斬新でした。しかも自分のことを「デュラはん」と言い出し、関西弁を使い出したあたりからもう私的には作品の虜です(笑)  ちょっとゲームのような設定もありながら、友情モノでもあるところが非常に私好みでした。 ■『荊軻伝 傍らに人無きが若し』 Temmpさん著  秦の始皇帝を暗殺しようとした荊軻という方の、暗殺を実行するまでのお話ですが、非常に難しい漢字や固有名詞が出てきて読むのが大変でしたが、とても勉強になる&歴史好きには堪らないものがあります。全編が割とシリアスな歴史モノですが、『キングダム』や、現在『コウラン伝』という中国ドラマを視聴中の私にとっては、非常に興味深く拝読させて頂きました。  Temmpさんは今回三作品でご参加くださり、この作品だけ全然違うテイストで非常に驚きましたが、どの作品も私好みだったので、他の作品も気になっております。 ■『噂の川口君』 アズマさん著  大学生の主人公と、同じ学部の川口君との恋愛一歩手前までの物語……というお話でしたが、そのきっかけになるのがこのエブリスタ(とは明記してないけど)という設定が、私的には初めてだったので、新鮮且つキュンとしました。今もし私が大学生だったら、そういうことも起こりうる? みたいなドキドキを体験出来ます。 ■『ヒイラギ』 春井和幸さん著  この作品はラストに「やられた~!」となりました。山で遭難した男が、足元の見えない女性と出会うとこから始まりますが、最初は怖いんですけど、途中から段々おかしくなり、最後にうわ~! となります(語彙力!!💦)春井さんの作品は、キャラの台詞が非常に面白いので、そこも見所です。  以上六作品をご紹介させて頂きました。感想を書くのが下手なので、面白かったポイントがちゃんと伝わっているのか心配ですが、こちらの作品は企画トピックを参照して頂くか、私がこの度作成した『誤字脱字報告企画にて、私的に面白かった作品』リスト(https://estar.jp/collections/2269167)に掲載しておりますので、ご興味ありましたら是非お楽しみください♪
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