『拝啓、月が綺麗ですね』の貴女へ

月に一度、貴女と交わす。それが僕たちの不文律。

水郷 美六(天下のゆとリーマン推し)

15分 (8,905文字)
YOASOBIコンVol.3、『おはよう。』投稿作品。どうぞエブでも楽しんでください。

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あらすじ

麗らかな春の日の朝、貴女は突然現れた。 「春は桃色の季節なんて誰が決めたのでしょう」 その問いかけは、いつしか僕たちの不文律となった。 麗らかな春も、青く揺らぐ夏も、新しい色の秋も、純白の冬も。 貴

感想・レビュー 2

この不文律、脆弱で流麗

この物語の二人に、確固たるものは何ひとつありませんでした。でも、共有した魂の擦り傷のような侘しさは、色合いや感覚で不思議に交わり、生まれた二人だけの「不文律」は大きな意味を携えていました。 それぞれ

冒頭で美しいと息が洩れた

水彩画の中に入り込んだようだった。 やがて五感を刺激され、そうかこの美しさは本当の世界なんだと思えた。 モノクロの記憶に、色をさしてくれるような作品。

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