Rainy day

君と別れてもう一年が経つ。
あの頃の僕はまだいるよ。
良くも悪くもあの頃のままだよ。
変わらずに居たかったから、
あの頃の自分が死なないように、まだ君を思っているように。
心は傷んだし、荒んだよ。
見た目は変わってしまったかも。
だけど変わらずに言いたいよ。
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あの頃を思い出して病んで朝4時。
明けない夜はないという。
「ああ、また朝が来てしまう」
また、あの頃が過去になっていく。
朝が嫌いになった。
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別れ際、あなたは僕に言った。
「うちの心じゃ、嘘は飼えない」
外は雨が降っていた。
君は優しいから、慈悲で別れない選択などを取らなかった。
本音で話してくれた。

ねえ、いつから幸せじゃなかった？
いつから、「幸せの魔法」は解けちゃったの？

ごめんね、ほんとに。幸せにできなくて。
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仕事が終わった。
忙しかった…とても疲れた
外に出た。
雨が降ってる…
あの時も雨降ってたな。
そんなことを思って一人で家に帰った。

一人の帰路に、花束を。