儚げど、我は散る (140字短編)
1/1
読書設定
目次
前へ
/
1ページ
次へ
雪が降ってきた。 もし彼らに命があるのならば、蟬より短い寿命だ。 かるい彼らは落下の衝撃は少ないだろう。 それでもきっと落ちると痛い。 私の手に落ちた彼は熱い湯を浴びたように、一瞬で儚い生涯を閉じた。 私は彼を殺めたのだろうか。 冬の妖精たちも、そう考えるとなんだか切ない。
/
1ページ
最初のコメントを投稿しよう!
0人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
4(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!