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「そういう事かいな。ウチに任しとき」
随分と嬉しそうな姉ちゃんの笑顔が眩しい‥‥。
「ほな、ちゃちゃっと取ってきますんで!」
「おっと失礼、お嬢さん。王子‥‥とお呼びするのはマズイですかな。少年の事、宜しくお願いしますぞ」
姉ちゃんは、掛けっぱなしだった眼鏡を懐に仕舞って、オーナーと意思疎通したらしい。
何か、少し残念な気がするな‥‥。
まあ、姉ちゃんに任せとけば大丈夫だろう。
そうして、僕達は、オーナーの部屋を出て、例の番人さんに客室へと案内された。
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