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「そか。そういう事やったら、しゃーないな。ちょい付き合ってや、積もる話もしたいし‥‥」
チラッと僕を振り返って、またそっぽを向く。
顔が赤かった気がするけど、泣いてこすったからだよな?
「いいけど、それなら豪華客船の客室が借りれるかも。伝手ってのが、オーナーなんだ」
「は? あ、おやっさんの伝手って事か。何や、意外と気が利くようになったやんか。案内してや‥‥ちゅーか、まさか、アレ?」
姉ちゃんが指さした先には、港に停泊する豪華客船。
「そうだよ」
「そらイカス話やんか。行こ行こ!」
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