It is time to say good-by

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It is time to say good-by

いっそのこと、君が私を罵ってくれれば、突き放してくれれば私だって言える。 だけど、知ってる。 君はそういう事を言わないってことを。 だから、私から言わなきゃいけないんじゃないのかな。 心の隅で期待してたんだと思う。 彼はいつも、私の思ってることを、悩んで悩んで悩み続けて言わないことにした言葉をいとも容易く言ってのけるから。 今回も、私の思ってることを言ってくれるんじゃないかなって。 心の、心臓のこの辺がズキズキヒリヒリ痛い。 ズキズキヒリヒリして、辛い。 頬を伝っているのは暑い滴、私なんで泣いてるんだろう。 わかってる、悲しいんだよ。 ホントはもっともっと君の隣で笑っていたかった、もっともっと君と他愛もない話を交わしたかった、もっともっと君を知りたかった、もっともっと君と一緒にいたかった。 でも、今の関係じゃそれも叶わないでしょ? ――ピロン 「っ!」 通知音。携帯を恐る恐る開いて、メッセージを見る。 「やっぱり、俺じゃ君のそばにいてあげられない。俺よりふさわしい人がいると思う。だから、ごめんね。」 彼はいつも私の思ってることを言ってくれる。 期待してた、私の気持ちに区切りつけてくれるんじゃないかって。 でも、いざ送られてきたら苦しくて、痛くて、辛くて……。 1番白黒はっきりしてないのは私だ。 だから、私も白黒はっきりするんだ。 「キミが好きだったよ。今までありがとう。サヨナラ」
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