プロローグ1

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プロローグ1

戦士はきっちりとした軍服を乱れなく身に纏、命じられた神の所有する人の集落を滅ぼし、戻ってきた。 私室のソファーにゆったりと座り、鋭い眼差しだが、にやけた表情をして此方を見る神々しく美しい男は、 「よくやった」 と声をかけてご満悦で立ち上がり、近付いてきて、戦士よりも逞しく上背がある身体でまず、ガッシリと戦士を抱き締めた後、身体を離し、上に着ているものだけを脱がし、戦士の鍛え上げられた全身を手で撫でた。 「此度も怪我ひとつなく終わらせられたようだな。褒美をやろう」 「では、戦神様よ、私の婚約者であるサアキに会わせて頂きたい」 「フッ、俺の妹と結婚している身でありながら他の女を婚約者呼ばわりとは隅に置けんな」 「誰のせいだとっ……あっ……っ」 「先程の怪我を確かめる為のひと撫でだけでツンと尖らせておいて、澄ました顔で婚約者に会いたいなどと、そんなに見られたかったのか?ん?」 戦神は薄いシャツの上から存在を主張する突起を指先で引っ掻いてみたり摘んでみたりして弄ぶ。 「やめっ……」 「こらこら、暴れてはならん。そうであろう?」 部屋の中に裸にされている婚約者のサアキが現れた。 『フェルム』 サアキが戦士の名を呟いたように見えたが、サアキとフェルムの間には透明な壁があり何も聞こえては来ない。 透明な壁の向こうからは牢屋となっており、フェルムをもっと近くでみようと透明な壁に縋るサアキの首輪は鎖で繋がれている。 「サアキ……、必ず自由の身にしてやる」 戦神の腕の中から抜け出したフェルムも、透明な壁を挟んでサアキと向かい合う。 「そうだな。だが、今のお前に出来る事はサアキと向かい合ったまま脚を開いて俺に尻を突き出す事だ」 「くっ……ぅ」 抵抗すればサアキが鞭で打たれたり酷いことをされると知っているフェルムは言われた通りにする。 「お前が待ち望んだ快楽をくれてやろう。褒美だ」 「誰がそんなものをっ……んっ…ダメだっ…」 戦神から支給されている布面積の少ない所謂紐パンを履いている為、尻たぶと尻の谷間を隠す布をずらして硬い窄まりに舌を這わせられた。 唾液で沢山湿らせて皺を掻き分け奥の方へと侵入してくるのに両手を握りしめ、壁へと額を着けて耐える。 「ひっ……」 舌と共に戦神の太い指が入ってくるのに息を飲んだ。 「何度ここを蹂躙されても、初めはやはりキツいようだな。ならば、濡れるようにしてやろう。より立派な俺の雌になれるように。……待っていろ」 戦神はフェルムから離れて透明な壁の向こうへと行き、固唾を呑んで見つめていたサアキを地べたへと押し倒して脚を開かせた。 フェルムが透明な壁を叩き、 「何をするつもりだっ!!やめろっ!!」 と叫ぶも戦神は赤子の泣き声を心地いいと感じているかの如くな反応だ。 「わかってる、わかってる。大丈夫だ。それよりもこの女の股ぐら、お前の痴態を見て充分に濡れているぞ。淫乱な元婚約者だなぁ」 戦神は幾多の女神を孕ませた凶悪なものを取り出して数回扱き、サアキの濡れそぼった秘所に突き立てた。 サアキは悲鳴をあげ、フェルムは怒りで唇を噛み、涙が溢れた。 「うむ、やはり処女だ。良かったなぁ、フェルム」 ガツガツと動き、自分本位の腰の使い方をして精を放った戦神は自身を服の中に仕舞い、サアキの中に指を突っ込み、己の出したものなどが混じった諸々を指に纏わせてフェルムの元に戻ってきた。 「本来であれば人形などと交わるのは虫酸が走るが、お前の為に特別だ。さて、尻を出せ」 言われた通りの格好をして殺意を持って睨むフェルムの尻に指を挿入させ、イイ所を突く。 弾力のある尻たぶを揉まれながらの中を突く行為に、感じたくないと思っていても腰は揺れ、窄まりはクチュクチュと音を立てて戦神の指を食む。 戦神のメスとして、穴だけでイケるように、戦神によって陰茎は勃ちはしても射精出来ないようにされている。 快感を与えられると出るのは粘りけのある透明な雫ばかりで、本当に女の愛液のようだと戦神に嬉しそうに笑われたものだ。 愛液はパンツの前を濡らすばかりである。 「ゔぅ…」 獣の唸り声のようなものを発していると、強く鳴き所を擦られ、 「っもうっ……っ果てたいっ……」 「良いぞ」 幾度も教え込まれた絶頂する許可を求めて果てた。 勿論、白濁を放つ事はなく、女のように駆け抜けた快感に息を詰めて身体を一際大きく震わせて鳴くだけだ。 だが、男としてイクよりも強い絶頂に息を荒げ、未だ忘我から覚めやらない。 「これでまたメスに近付いたな」 戦神は嬉しそうにフェルムの震える腹や太腿の内側に手を這わせ呟く。 指を入れられていた箇所からとろりと透明な汁が垂れてきていた。
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