ジェンダー・セクシャリティ関連

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ジェンダー・セクシャリティ関連

二番目に参考文献が多かった分野です。 BLを書くのは初めてだったので、当初は素人考えで、BL=LGBTじゃね?と思ってました。「萌え」や「性癖」が重要と気づいたのはだいぶ経ってからです。 あと『ポケットのなかの空』は、登場人物がいつのまにか頭の中にいて、その時点で彼らは恋人同士でした。 どうやら現代日本に住んでいるらしい。でも、それ以上のことはわからない。 なので調べはじめました。まるでどこかで本当に生きているみたいな登場人物たちのことが気になったからです。 また、物語自体はフィクションでも、現実に同じような境遇にある人々への配慮を欠いてはダメだと思いました。 BL関連の文献よりもLGBT関連の文献のほうが多いのはそのためかと思います。 ※BL関連の文献については「その他」の項目にまとめています。 参考文献が十分か?と言われたら自信はないし、今も勉強中なので、そんな気持ちでいても気持ち以上のものにはなっていないのかもしれません。 文献を読んで感じるのは、これは私にも関わりのある問題だということです。 マイノリティって、なにも性的マイノリティだけではない。なんなら私も「自分は普通じゃないのかも。おかしいのかも」というマイノリティ感を持って生きています。 程度はそれぞれでしょうが、そういう人は少なくないと思います。 だったら、少数派が虐げられない社会のほうが断然いいはず。みんなで生き延びるために人間は社会を作ってるんじゃないか、と思うのです。 【書籍】 RYOJI,砂川秀樹編『カミングアウト・レターズ:子どもと親、生徒と教師の往復書簡』太郎次郎社エディタス,2007. 宮台真司,辻泉,岡井崇之編『「男らしさ」の快楽―ポピュラー文化からみたその実態』勁草書房,2009. 石川大我『ボクの彼氏はどこにいる?』講談社,2009. 東小雪,信田さよ子,牧村朝子,田亀源五郎,三橋順子,砂川秀樹,岡野八代『現代思想 2015年10月号 特集=LGBT 日本と世界のリアル』青土社,2015. 竜超『オトコに恋するオトコたち 誰も教えてくれなかったセクシュアル・マイノリティの世界』リットーミュージック,2015. 牧村朝子『百合のリアル 増補版』小学館,2017. 森山至貴『LGBTを読みとく ──クィア・スタディーズ入門』筑摩書房,2017. 神谷悠介『ゲイカップルのワークライフバランス―同性愛者のパートナー関係・親密性・生活』新曜社,2017. LGBTER『LGBTと家族のコトバ』双葉社,2018. 砂川秀樹『カミングアウト』朝日新聞出版,2018. ジョン・ブラウン,『カミングアウト――LGBTの社員とその同僚に贈るメッセージ』(松本裕訳)英治出版,2018. 鈴掛真『ゲイだけど質問ある?』講談社,2018. 七崎良輔『僕が夫に出会うまで』文藝春秋,2019. 澁谷知美,金田淳子,深澤真紀,伊藤公雄,田中俊之,清田隆之,多賀太,杉田俊介,貴戸理恵,森山至貴『現代思想2019年2月号 特集=「男性学」の現在――〈男〉というジェンダーのゆくえ』青土社,2019. 【Web】 「電通ダイバーシティ・ラボが「LGBT調査2018」を実施」電通ダイバーシティ・ラボ(株式会社電通)<https://www.dentsu.co.jp/news/release/2019/0110-009728.html> 「LGBT×介護」介護のお仕事研究所(株式会社ウェルクス),<https://fukushi-job.jp/lab/archives/6410> 「LGBTと福祉」,『ウェルおおさか』vol.102(大阪市社会福祉研修・情報センター),2016.6,<http://www.wel-osaka.jp/johoshi/pdf/102.pdf>PDF LGBT法連合会『LGBT報道ガイドライン』2019年3月第1版,2019.3.,<http://lgbtetc.jp/wp/wp-content/uploads/2019/03/lgbt-media-guideline-l_fix_R.pdf>PDF 【論文】 人見佳枝「「父の娘」今昔--かえるの王様から東電OL まで」,『近畿大学臨床心理センター紀要』6巻 p.65-79,2013.11. 石川大我「<特集インタビュー:令和 新しい時代の公共政策>多様性を認め合う社会を実現するために」,『公共空間:公共政策・実務の最前線を届ける情報誌』2020 Winter(Vol.18) p.15-22,2020. 【新聞 『LGBT 「同意なき暴露」防げ』日本経済新聞[朝刊],2018.5.28.
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