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翌日。
昨日の朝、吉野とあんなやりとりをしてしまったせいなのか、とんでもないタイミングで生理がやってきた。
重症タイプのわたしは、それがきたとわかった時点で倒れ込んだ。大事をとって午前中を休み、午後から遅刻して行くことに。
「……よっ、社長出勤〜」
学校はまだ昼休み、教室に入って早々にスマホをいじっていた吉野がわたしを茶化す。
「ご苦労だね。おかげさまで少し復活したよ」
「どうせなら一日休めばいいのに、マコはまじめちゃんよね」
「三木と顔合わせなくて済んだし、これ以上は甘えられないよなって思ったら体が」
「うわ、それやば」
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