どれがお好み? Ωの香水、αの香水

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どれがお好み? Ωの香水、αの香水

Ωの香水シリーズはオメガ特有のフェロモンをアルファである調香師が香水として世に出しているという設定になっています。番になると番になったオメガのフェロモンにしか強く反応しなくなるため、メルト・アスターはあえて番を作らずに半生を過ごしてきました。 しかし息子であるメテオは愛するランを番にし、父親とは違った道を模索しはじめます。 さて、それぞれのΩの香水には愛称と美しい色硝子の小瓶に香りの持ち主のイメージをしたラベルが張られていることになっています。 ☆ランのラベルは日が昇るハレヘの海。ランの瞳をイメージした明るいオレンジ色のボトルになっています。通常メルトが作ったΩの香水はボトルカラーにちなんで『紫の小瓶』のような名称になっていますが、ランのシリーズはメテオが作ったシリーズであることとやはりランは彼にとって唯一無二の特別なオメガという気持ちも込めて名称が改まり『サンライズ』というシリーズ名になっています。 この青森さんに書いていただいたこのイラスト。本当に可愛らしくてお気に入りです。 秋にはメテオのイラストに扉絵がさし変わるので夏で見納めかも。 71cde171-93ce-41cb-bbc7-b30f7d5888ce 実際にランの香りのモチーフになったのはロクシタンのこちらのボトルです。 ハッピーチェリーという2020年の春の限定ボトルです。 名前からしてランにぴったりの満開の桜の花園をイメージさせる飛び切り可愛い香りです。 <公式サイトより> ハッピーな気持ちを、満開に。春の陽ざしがきらめく果実の香り、そしてきゅんと甘酸っぱいチェリーややさしいチェリーブロッサムと春の花々のそよ風に、心舞いあがらせて。 【香調】エアリーフローラル Head: レモン、ウォーターメロン、ブラックカラント Heart: チェリー、チェリーブロッサム、スミレ、ローズ Base: ウッド 限定商品のため、そのうちこのページ消えてしまうと思うので転載させていただきました。 スミレがはいっているからヴィオみもある(笑)458e7dc5-8705-4022-ac8c-94bd1d4b7103 ☆続いて、現在「愛されΩになる方法」で頑張っているリオンの香りです。 こちらはとても不思議なオードトワレで……。 もともとは一つの香水であったものを二つに分けたという番になっている香水です。友人同士、恋人同士、ご夫婦でとつけるとまた素敵💕 離れ離れになっている人とも香りを通じて一体感を味わえるかもなあ。 番のもう一つの方は「3042」という香りで、洋梨とハーバルの香り。緑色のボトルです。こちらもたまらなく良い香りです。つまりジルか(笑) そしてこの美花子は林檎の香りが入っているんです! トップノートにとても愛らしい林檎の香ります。ちなみに箱のデザインも香水の名前の由来となった「美花子」さんがしてます。 <公式サイトより> Top アップル / ピーチ / グリーンノート Middle ローズ / レザー / ミュゲ / ヒヤシンス / ナツメグ Base ホワイトムスク / スパイシームスク / アンバー / シダーウッド / ウッディーノート 本当に甘くて優しくて心が弾む香りで愛用しています。 番の方も一応書いておきますね。 <公式サイトより> Top ペア / シトラスハーバル / ミント Middle ヴァイオレット / オレンジフラワー / ローズ / スパイシーノート Base メルツリー / サンダルウッド / パチュリ 7dc44c83-44e7-427b-9afc-1fa16ff9cbf0 ☆紫の小瓶はソフィアリの香り。 さてみなさま、お気づきの通り。ソフィアリの香水なのですが……。 瓶が紫じゃない!!!青い! いえいえ。青紫に描いてもらったんです。 愛称としては「紫の小瓶」ですね。むらさきのこびん の方が音の響きが あおのこびん よりいいかもというイメージで私が最初に着けたんだと思います。それとソフィアリは美貌と色気の強いΩの領主という設定があったので色っぽい紫にしました。 のちにソフィアリとハレヘにとって海の女神の青が特別な色になったので瓶の色は青紫という設定になりました。 417e44c4-2744-4334-a870-8d5d0fae8b5e ソフィアリの香りのイメージはカルバンクラインの CK1です。 香水、手元に古いものしかないので写真はないです。 誰が香っても良い香りと思わせそうで、ユニセックスで透明感があり、でもしっかりと奥深いものを感じる香りということで選びました。 <公式サイトより> トップノート ベルガモット、カルダモン、タンジェリン、フリージア、ラベンダー ミドルノート グリーンティアコード、ヴァイオレット、ローズ、オレンジフラワー ラストノート ムスク、アンバー 後からノートをみたら、ちゃんとラベンダーとローズが入っている辺りに運命を感じました💕 ☆メテオの香り。爽やかでありつつ甘い、オードトワレ。 メテオの香りはロタンティックの 「シークレット アントワーヌ オードトワレ」です。 このオードトワレが作られている場所は、南仏の小さな村で、山にラベンダー畑が広がっているそうです。プロバンス地方にあり、そちらは海も綺麗ということでハレヘのイメージの一つとなっています。 シークレットというのはアントワーヌさんという(アスターみたいな)植物の秘密を良く知る人がいて、彼の話を聞きに皆が彼の元を訪れたというそうで、その方にちなんで「シークレット アントワーヌ」という名前がささげられたそうです。 こちらもユニセックスで爽やかで甘い香り。 マンダリン、ローズウッド、ムスクが入っています。 私はつけやすい香りだと思って夫に買ってあげたのにあまり好みでなかったみたいです(笑) ca6dafa6-179a-4c82-a630-51438b66e82e ☆ミステリアスで高貴なセラフィンの香り。 デルべの「ホワイトティー」です。 白茶というのは限られた時期に摘み取られた貴重な茶葉です。それを発酵させた香りなのだそうです。 少し癖がある香りなのですが、それがいかにもセラフィンっぽい。 「気品があって爽やかででも甘くて、少し癖がある」 <公式サイトより> トップノート:マンダリン、レモン、ベルガモット、ホワイトティー、梨 ミドルノート:ゼラニウム、ジャスミン、ラベンダー、タイム、ブラックペパー ラストノート:ムスク、バニラ、安息香、パチョリ、サンダル はい。これも期せずして双子の兄弟共に「ラベンダー」入っちゃってます。 不思議ですね。a7fce689-111a-4505-b8d6-9a8f473e5a59 ☆最後にラグの香り。 ロクシタンのマグノリア。 これも限定ボトルで古いものなのでもう廃盤ですね。 マグノリアは木蓮のことです。太古の時代からあるとされている非常に古くからある植物で、そのあたりがフェル族であるラグの野性的な魅力とあうかなあと思って選びました。 こちらも甘くてちょっと好みが分かれる香りかもしれませんが、ちょっと狂おしい雰囲気もあるのでこの香りに包まれたソフィアリは陶然としたんじゃないかなあとおもいます。 トップノート ベルガモット・ブラックベリー ミドルノート マグノリア、ローズ ラストノート パチョリ モス 単純な私は最初に香るベリー系が可愛いってなるのですが、段々と色っぽい感じに変わり、ちょっとむわ?っとするのはモスかな。調香体験した時にモスが苦手だった私です。でも段々慣れてきたら特有の雰囲気がそそられるようになりました。プレゼントされたものなので自分であえてチョイスしなかった点がまた新鮮だったかな。 bfe15f06-3738-4328-86f9-dd27e8a0143a ところで、ヴィオとミカの香りがないですが、ミカは『蜂蜜檸檬』の香りをしていまして、バルクは『シトラス系』と決まってます。 よさめなのがあったらご紹介ください(笑) ヴィオのは可愛いヴァイオレット系の香水がいいかなあと思ってます。 逆に沢山あるので決められない感じですね。 ヴィティスは名前の通りに山葡萄とか果物系で行こうか、そしてミカの息子は豪華な巻き毛の金髪の通り『オスマンサス(金木犀)』の香りの大好きな香水をモデルにしようかなあと思ってます。 愉しんでいただけましたら幸いです。
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