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はぁ、これから1時間半は見回りだよ
疲れるー
「ねぇ!聞いてるの?もじゃもじゃ!」
あれ?あの子達みーちゃんの親衛隊じゃん
「俺は、もじゃもじゃじゃねぇ!獅童貴史っていう名前があるんだ!」
「はぁ、こいつ、何言っても無駄だ。あんた達やっちゃっていいよ」
「はいはぁい、そこまでぇ!チワワちゃん達?こんなことぉしてたらぁみーちゃんがぁ悲しむよぉ?」
「え、あ、陸玖様!これは、違うんです」
「んー?なにがぁ?」
「美都様がこいつに付きまとわれて困っているのでお話してただけなんです」
「でもぉ、無理矢理はぁだめぇだよねぇ?」
「は、はい」
「おい!お前!綺麗だな!!名前なんて言うんだ?陸玖って言うのか?俺は」
「獅童貴史くんでしょ?知ってるよぉ?」
「そうか!知ってくれてるのか!なぁ、俺の恋人にならないか?!」
「えぇ?やだよぉ?獅童くん」
「なんでだよ!名前で呼べよ!俺たち恋人だろ?」
「だぁかぁらぁ君とはぁ恋人にぃならないってぇ言ってんのぉ」
「おい、もじゃもじゃ!俺様の陸玖に何を言ってんだ」
「おい!俺の陸玖だ!」
「ねぇ、おれぇ、どっちのぉものにもぉなってないよぉ?」
「あ、すまん」
「とりあえずぅ、ここにいるぅ、ムキムキくん達とぉチワワちゃんとぉ獅童くんをぉ風紀にぃ渡してぇ?」
「あ、あぁ、そうだな」
「志木、違反者が出た。すぐに来い」
《あぁ?!なんだその上から目線は》
「すまんな、あの宇宙人に陸玖が絡まれてな」
《おい!それを早く言え!すぐに行く!》
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