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しばらく歩いていると、ひとつの部屋へ辿り着いた。
エレシアはその部屋の扉を開け、勇気を招き入れた。
そこでは…
呪文を唱える声が至る所から聞こえてきた。
それと同時にものすごい破壊音が貫く。
教室に入るまで聞こえなかったことが一気に聞こえてきたことに勇気は驚いていた。
「ここがエルブレンドが誇る魔法学科特進コース。エルブレンドナイトだよ。」
そう話すエレシアの後ろではローブを着た生徒らしき人達が次々に呪文を唱えていた。
「君には明日からここのクラスに通ってもらって、ここにいる全員のトップになってもらうよぉ〜。」
「はぁぁぁぁぁああああ!?」
勇気はここで生きていけるか不安になった。
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