2人が本棚に入れています
本棚に追加
「そのような事が‥‥。王子だけでも生きておられて良かった」
そして。僕の知らなかった、親父の旅の理由を聞かされた。
王妃(僕の母親)が魔物にさらわれ、救出の手がかりを求めていたそうだ。
僕も、そうだが、随分と魔物にさらわれる家系だな‥‥。
この忠臣は、かなり有能らしく、政務を任せられ、国王夫妻と僕の帰還を待ち続けていたそうだ。
道中の清潔で豊かな街並みが、それを物語っている。
忠臣は、僕にだけ話があると、隠し部屋で、更に驚愕の事実を話した。
最初のコメントを投稿しよう!