プロローグ

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 一人息子が5歳まで成長し、忠臣からは帝王学を、僕からは偉関西流剣術を、妻からは呪文を伝授され、僕が姉ちゃんと冒険した頃とは、比べ物にならない成長をして魅せた。  忠臣に息子を預けて、妻と二人で冒険の旅に出た。  ・  ・  ・  だが、 「父上、母上、まさか置いてかないよね?」  街の出口で待ち伏せするとは、勘のいい子に育ったものだ。
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