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心地いい支配
改めて唇を重ねようと目を閉じ、彼の唇を待っていた……が。
「あっ!」
目を開き、声を上げた。
唇が触れる寸前で、彼の顔がすぐそこにあったのを制し、私は言った。
「シャワー浴びないと……病院でシャワーを浴びたの、昨日だから……」
彼を押して、ベッドから下りようとする。
「そんなの、いい。蘭……」
腕を引かれ、唇を重ねて舌を絡ませて来る。
「んんっ……賢斗……私…んっ……」
「いいっ……んんっ……気にするなっ……」
「でもっ……んっ…」
唇を離し、私を座らせたまま、肩や鎖骨に口づけ、
「抱いてって言っただろ……もう、抱かれろっ」
そう言って、乳房を口に含み舌で先端を転がし、立ち上げる。
吐息が漏れる。
片方を手で揉みほぐし、指で先端をつまみはじく。
いとも簡単にツンと立ち上がり、もう一度指で硬くなった先をはじくと声が出た。
「ふっ、可愛い……下…脱ごうか……」
スカートを脱がせ、ショーツを下ろし、ベッドの下に落とす。
「ちょっと待って、俺も脱ぐ」
素早く服を脱ぎ、お互い一糸纏わぬ姿になり、抱き締め合うと、彼の反り立った牡がビクンと反応する。
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