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腰を打ちつける音が激しくなり、速くなって、髪を振り乱し汗を飛び散らせて快楽に飲まれた。
全身の力は抜け、ベッドへなだれ込み、体をヒクつかせていた。
「悪い……蘭……もう少し付き合え……俺はまだ、イッてない…」
そう言って腰を持ち上げて支え、もう一度激しく牡を打ちつける。
「はぁっ、はぁっ……イクッ……あぁぁ……」
声を上げ、ドクドクと放ち、数度腰を打ちつけ、全てを放つ。
彼が私の中で放っている感触で、私はまた小さく達して、蜜を溢れさせる。
彼が牡を抜くと、一度目と同じくらいの量を放ち、同じように垂れ下がっている。
放ったものを処理し、ガサガサと音がする。
小さな袋を手に持ち、今まさに次を開けようとする彼の手を掴む。
「賢斗……もうっ……もう…無理だから……」
「はぁ? マジ? 蘭……あと1回……蘭……あと1回…抱かせて……」
(止まれない……って、この事か……)
「賢斗……つらかったら言えって言ったでしょ……」
「えっ……蘭……つらかった?」
「えっ……いや……つらくはないけど……」
「気持ちよかった?」
「うん……そりゃ、まぁ……」
「じゃ、いいだろっ」
ぺリッと開けて、手際よく牡に纏わせ、すんなり中に戻って来て、容赦なく暴れる。
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