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「彩翔。何してるんですか?」
僕の腕を掴んだのは、怜だった。
後ろには冷たい顔をした生徒会の他のメンバーも居る。
「何って。朝倉の顔が赤かったから熱が無いか確認してたんだよ。」
「はっ。そんな言い訳誰が信じるっていうんですか?私の愁に手を出さないでください。」
「え?いや、言い訳なんかじゃ」
「愁。早く行きましょう。」
「お、おう。でも、お前ら仕事するって」
「仕事はもう済みましたから。」
「そうか。じゃあな彩翔!」
「・・・。」
・・・。
・・・・・・・。
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