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触れたら触れたで気を失うし、起きてキスして今度こそはと思ったら、案の定男性経験なくて、俺は週末お預け状態。彼女が痛がる顔を見るとどうしても先には進めない。
それでも週末はずっと彼女の体に触れまくって幸せいっぱいだ。手だけじゃなく彼女の体は俺好みの柔らかさ、触感、体温だった。恥ずかしがっている彼女もすごく可愛い。思い出すだけで仕事に集中できずに陵の会社に来た。
「俺、今までモデル体型が好きだと思ってたんだけど違ったみたい。見る分には綺麗だけど、触ってるときあんな風に感じたことなかったんだよ」
「ホッカイロちゃんってぽっちゃりか?」
「いや、標準体型じゃね?」
「胸とか尻がでかいのか?」
「そんなに大きくない」
「じゃぁ何がいいんだ? 俺には仁の言ってることがさっぱりわからん」
「いいんだよ。彼女の良さは俺だけが知ってれば」
他の男に触らせる気も毛頭ない。彼女は俺に夢中だし、あとは変な虫が寄ってこないように気を付ければもう紬は俺のものだ。
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