いくつ?

3/5
4人が本棚に入れています
本棚に追加
/56ページ
上がるとバスローブ着た長政くんは、バスローブを持って待っていた。 「やーちゃんに着せてやるよ」 「ありがとう」 丁寧に着せてくれた。照れ屋さんなのね。だからぷんぷん怒っちゃうのかな。 「それで?さっきの話しは?」 ソファーに座ると長政くんはなにか持ってきた。 「まず水飲めよな」 コップに水。気が利く〜。そして、隣に座る。 「華美の友達だっていうのは知ってた。ただそんだけ」 「えーそうなんだぁ」 知られてたんだ。私だけ知らなかったということか。 「別に情報として。華美についてたやつから聞いたくらい?やたら華美が気に入ってるって」 「ふーん?」 華美についてたやつってなに? まぁ、いいや。ドライヤー持ってきてくれたし、乾かしてもくれてる。 「華美はさ、なんも考えてないやつ。でも、そういう華美と友達になれるやーちゃんはどんな人かなって興味はあったな」 「へぇ。ところで、長政くんって呼ぶの嫌?」 「俺、くんって柄じゃねーよ」 「じゃあ呼び捨てかな?私のこと、八重って呼ぶ?」 「やだ。やーちゃんがいい」 駄々っ子なんだ。 髪の毛はばっちり乾いたら、自分の髪も乾かしはじめる。私はそれを見てる。 「ところで、さっきのおまんじゅうってなに?」 「…や、あれは」 耳赤い。恥ずかしいことなのかな? 「なに?」 「…食べ物にあるじゃん。土産とか…仕事で行った時、食ったことあったから…」 なんか、濁してる。 「検索しよう!なんて名前?」 「知らん」 おっぱい的なやつ? 気になるから携帯で調べる。画像あるかな? 長政くんはドライヤーを片付けに行った。 「あ!これのこと?」 お土産のやつ?…でもこれ… 戻ってきた長政くんにも画像を見せる。隣に座ったので、しっかり見てもらわないと。 「もしかして、私の乳輪が大きいことばかにしてる?」 「は?なんで?俺好き」 え…? 画面から目を離して顔を見ようすると、目が合う。わ、顔が赤くなったー! 「そんなことはじめて言われた」 「なっ…見てんじゃねーよ!くそ、やーちゃん見せろ!」 そんなに胸が好きなの?そのまま抱っこされてベットに連れてかれる。
/56ページ

最初のコメントを投稿しよう!