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「じゃあやーちゃんを、俺が一番触ってる?」
「うん。絶対そう」
「まーじーか。もっと触ろ」
と、いうか…こんなに好き好きされたことないよー
「長政くんは…どこでも舐めるの好きなの?」
「…え、やーちゃん嫌?」
「ううん。なんだか、不思議だから。お腹舐められたとき嫌だったのに、今は違うから」
「あっそ。気持ちいいならそれでいい」
「あっ、そうやって身体にもキスするよね?私キスは全然したことなかったの」
「まーじ?まじで!?俺も!」
なんてかわいい反応。大喜びー!
わぁ、また抱きつかれる。
「そうなの?」
「やーちゃんは、うまそうな口してんだよなぁ」
もしや長政くん、私というより、私の口が好きなのかしら?
いつも満足させてくれるし、長政くん自身も満足してるのがわかる。嬉しい。
「やーちゃん。今日もかわいかった」
「ありがとう。嬉しい」
長政くん、いつも優しい。
満足したら、みんなお前金払っとけさよならーだったのにずっと隣にいる。それに、ここは素敵なお家。私の家なんて汚くて、誰も来ない。彼氏だって、見てもいないのにお前部屋汚いだろ絶対って言われたし。友達だって、汚いって言ってたのに、唯一華美だけはなにも言わなかったなぁ。
「そういえば…大学のときに付き合ってた人が、いきなりいなくなったことがあったんだ」
「ふーん?」
「確か、あのとき…華美と会ったんだよね…」
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