160人が本棚に入れています
本棚に追加
「よぉ、やっと来たか……これからは俺様が呼んだらさっさと来い。」
……え、今後も呼ぶ気でいるんですかい?ふざけんなやい!あ、じゃぁ転校生がいる時呼んでくだせぇ、壁になってみてますんでグヘヘ…
「会長、早く要件言わないとこの子またトリップしちゃいますよ?」
「……いや、もうおせぇだろ?」
優唯はその会話を聞くことなく自分の世界に入り浸っていた。そして、現実に戻ってきたのはそれから30分後の事……
ハッ!また自分の世界に!急いで当たりを見渡すと、会長たちは自席で仕事をしていた。
それをポケ〜とながめていると、会長と目が合い優唯の意識が戻ってきたことを知るや否や眉間に皺を寄せソファに近づいてきた。
「ようやく戻ったか?よく俺様をこんなに待たせたな?覚悟は出来てるのか?あ゙ぁ?」
ヒッ!怖!でも戻るまで待ってんの優しい!でもそんな睨まないで!しかも怒りながらもお菓子差し出してくるの何!?ギャップ萌えなんですけど!?可愛すぎない!?……と、とにかく、
『ごめんなさい!』
また殴られる前に土下座だ!( ˙-˙ )✧
最初のコメントを投稿しよう!