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似た者同士
雅人『似てるよね!?』
恭志郎『何が?』
雅人『琴音さんと俺の顔。』
恭志郎『まぁ、似てるっちゃあ似てるよ』
雅人『だよね!』キリッ
嬉しそうにドヤ顔する彼。
自分からしたら『似てる』
と言うところしか聞き取れなかった。
他のところは全て香菜さん情報提供によるもの
雅人さんとは
字とか声質とか喋り方とか癖とか身長、
そして顔に性格。
まぁ、要約すればほぼ似てる。
運命の人とは思ったことが無いけど、
もしかしたら……なんて期待してしまう。
雅人『やっぱ…琴音ちゃん大好きや』
恭志郎『周りの人に聞こえてるからちっちゃい声で喋れよ』
雅人『琴音さんにバレてなければいいですー』
恭志郎『うん。あとさっきさ、ちゃん付けで呼んでたよね?』
雅人『…うん。ホントは異性だとは思えなかったけど、琴音さんは。』
恭志郎『は?どういうこと?』
雅人『今まで男の子みたいな素振りやったから、異性やとは思えんかった』
恭志郎『は、はぁ。成程』
雅人『納得してくれた!』
……後半部分は聞こえたが前半が聞き取れなかった。
まぁいいけど、
雅人さんは私の事男みたいやと思ってたんか…
確かに男みたいやとは言われてたけど……
ここで出るとは。
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