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唯は私のことならなんでも知ってるくせに、私は何も知らない。
「まぁ、あれよ。とりあえず勝負下着買いなさいよ」
「勝負下着?!」
「当たり前じゃん。自分から誘う!それしかないからね!」
わかった、そう言って私は会社帰りに下着でも買いに行こうと決意した。
美奈はなんだか私で遊んでるようなそんな感じもしたけど…。彼女の言う通り大胆な行動も必要な気がした。
…――
…
「お疲れ様です」
フレックスタイムを利用して、16時に会社を出た。
新居の場所は会社から結構近いマンションだ。唯が会社近くを探してくれたようだ。
自宅とは真逆の方面へ行く電車に乗って私は初めての勝負下着を買いに行った。
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