番外編①

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唯が普段よりも激しいキスを繰り返す。 それに応えるように私も彼の舌を受け止めた。 お互いの口から漏れてしまう吐息が部屋に響く。 パジャマを脱がせられて、ここで唯の手が止まった。 「こんな下着持ってた?」 「…あ、えっと、」 勝負下着のことをすっかり頭の中から消えていた。 ライトが私の下着姿を照らしていて、思わず手で胸元を隠した。 「これって、俺のため?」 「…あ、まぁ、そうかな」 「へぇ、そうなんだ」 唯が私の胸元に置いた手を移動させて「よく見せて」なんていうから恥ずかしさがさらに加速してしまう。 「こんなエロい下着、美月が着てくれるなんてなかなかないから」 「もう見ないでよ、」 「見せるために買ったんじゃないの」 「そうだけど」 恥ずかしい、恥ずかしい。 なのに、体は唯を求めていた。
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