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「じゃあ、おねだりしてみて」
「何を…?」
「俺にしてほしいこと、ちゃんと言葉で伝えて」
わざと言わせるなんてやっぱり彼は相当歪んでいるような気がするけど、そんな彼を求めてしまっているのだから仕方がない。
「…してほしい、」
「何を?」
唯の指が下着の上をゆっくりと圧をかけながら撫でる。
ビクッと跳ねる反応を見て嬉しそうに私を見下ろす。
「…意地悪なこと言わないでよ」
「ちゃんと言わないとしない」
「抱いてほしい」
「具体的に」
「…唯の、入れてほしい」
「合格」
泣きそうな私を見下ろしながら
「でも、その前にちゃんと濡らさないと」
そう言って、私に覆いかぶさってきた。
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