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その後晴と悠希もお風呂に入ると、夕飯を食べるために台所のテーブルについた。
「わー美味しそう。冷やし中華だ」
「いただきます」
食べ始める四人をよそに、悠希の祖母は立ったまま食器を片付けていた。それに気付き美月は聞いた。
「本多くんのお祖母さんは、夕食もう食べられたんですか?」
「いやまだだよ。若い子らだけでたべた方がいいだろ?後で一人で食べるから気にしなさんな」
「一人で……せっかくですから、一緒に食べませんか?みんなで食べた方が美味しいですし」
「そうだよ。婆ちゃんが気にするとか、おかしいから止めて」
「一緒に食べましょうー」
「うん、うん」
笑顔の四人を見て祖母は仕方ないと呟くと、手を止め椅子に座った。それから五人はたわいもない話をしながらも、楽しく夕食を食べた。
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