自覚

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「おはよう、美月ちゃん」 「……おはようございます」  すでに着替え終わっているかすみを見て、美月は慌てて布団から出た。 「私、先に一階に行ってるね」 「はい」  早く寝ないから寝坊しちゃったんだ。急いで着替えなくちゃ。  美月は急いで着替えると、部屋のドアを開ける。 「!!」  タイミング良く前のドアが開き、出てきたのは悠希だ。 「お、おはようございます」 「おはよう」  まだ眠いのかあくびをしながら、階段を降りていく。美月は顔を洗うために洗面所へと向かった。 「おはようございます」  台所に行くと、かすみと悠希、悠希の祖母がテーブルについていた。
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