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「……うん。晴に彼女が出来たら、私はきっと笑えなくなると思うんだ」
「それなら……」
「うん。美月ちゃん見てて勇気出た。私今日告白する」
「うん!!かすみちゃんなら大丈夫だよ!!」
「ありがとう」
あっという間に体育祭は終わり制服に着替えると、帰る準備をする。
「美月ちゃん、悠希。今日は付き合って1日目なんだから、二人で帰ったら?」
「え?でも」
いきなり二人?凄い緊張するんだけど。今までは二人でも平気だったのに。意識しすぎだよね。
「あーじゃあ帰ろうか?水原さん」
「は、はい!!」
歩き始めた悠希の後ろを着いていくように、美月も歩いて行った。
「二人とも両想いで良かったな。俺らも帰るか?」
「晴。ちょっと話があるんだけど……」
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