75人が本棚に入れています
本棚に追加
「かすみがずっと俺のことを好きだったとか、いまいちよく分からない……ごめん」
「んーそっか」
かすみが俺のことを好き？恋愛として、だよな？ずっと仲の良い女友達だと思ってた。でもかすみは違っていて……。
「じゃあこれから恋愛対象として見てよ」
「え？」
「今まではいいとして、これから。女友達じゃなく、一人の恋愛対象の女の子として、私のことを見て」
そう言って晴を見上げるかすみの顔は、赤く染まっていた。
「かすみ……」
「すぐ返事とか求めてないから。だからこれから考えてよ。私のことを恋愛として好きかどうかさ」
「……分かった」
「じゃあこの話は終わりね。あーお腹空いたなぁ」
「…………」
最初のコメントを投稿しよう！