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良かった、帰るの三人で。本多くんと二人とかまだまだ緊張しちゃうから。
「……晴？どうかしたか？」
「清水くん？」
立ち止まった晴に、二人は振り返る。
「か、かすみってもしかしてモテる、のかなあ？」
その言葉に美月と悠希は、顔を見合わせる。
「モテるだろ。知らねぇの？結構告白されてるけど」
「あんなに可愛いんだからモテないはずないと思います。私が男子なら付き合いたいですもん」
「そう、なんだ……」
「……晴。気利かせて」
「え？あ！！ごめん！！俺先帰るよ！！」
そう言うと晴は二人を追い越し、走って行った。
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