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「あれ本多くんじゃない？ヤバイ！！マジイケメンなんだけど」
「あの二人付き合ってるのかな？凄い美男美女」
「カッコ良いんだけどー」
美月は隣に並ぶ悠希をちらっと見た。
どこに行っても本多くんは人気者だなぁ。凄くカッコ良いし、そんな人が私の彼氏だなんて、信じられない。
二人の番になり、プリクラ機へと入る。近づく顔に美月の心臓がドキドキと速まっていく。
「水原さん、笑って」
「は、はい」
近い顔に緊張しながらも、美月は微笑んだ。珍しく悠希も笑っていた。
わあ、本多くんが微笑んでる。凄く嬉しいなぁ。
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