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「本当……凄いよね」
「でも彼女は水原さんなんだからさ。自信持って」
「はい。お腹空きましたねー。何食べますか？」
「たこ焼きとか食べたいかな」
二人はパンフレットを広げると、行きたい店を探した。その頃教室の半分以上を女子生徒が占めていた。
「悠希ー。こっち来てー。注文したいんだけど」
「こっちもお願いしまーす」
「…………」
悠希、大丈夫かな？たぶん美月ちゃんのことが、心配で仕方ないだろうし。だってさっきも美月ちゃん目当ての男子生徒見つけるたびに、ため息ついてたもんなー。いいなぁ、美月ちゃん。私も頑張ろう。
「あ、ここだよ！！凄いイケメンが居るカフェ」
「いらっしゃいませ」
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