コロナヴァイラスに對する最終結論

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其の傍ら經濟を詳(こま)かく見ると、 店舗營業の時間を短縮/自粛に依り、買い手と売り手に由る直接的金錢活動が滞る。(但し、ソーシャルネット通販/アプリケーションを介して電子錢[でんしせん]で物を購入/売り買いする、インターネット内での經濟活動は除く。) 売り買いを交互に繰り返すことで、其活動が各方面に擴し、經濟を圓滑、否、 正常に動かすことが可能(でき)る。 ところが、現在敷れている状況下で國民全般が大人しく活動自粛となれば、 錢の動きが滞ること相違ない。 その上でもう一つ問題定義すると、現在の日本國民の手元に有る紙幣が 不足している、其根本は(處によると)大蔵省にある。 本來經濟を廻すには、物の売り買いの外にある程度國債を發行し、 庶民迄紙幣を行き届くと共に、其を廻した擧げく、物價率を上げる。 彼(か)の高橋是清(たかはしこれきよ)大蔵大臣(第20代内閣総理大臣就任/昭和前期)は世界恐慌の最中(さなか)、解決策として國債を發行(米国ではフランクリン・ローズヴェルト大統領がニューディール政策を發足。)。 その結果、日本經濟は一時囘復したのである。
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