天気の神様を助けるんだ

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天気の神様を助けるんだ

居ても立っても居られなくなり、 リリーは、意を決した。 「天気の神様を助けるんだ」 リリーは天気の神様の元に向かった。  5年ぶりに動いたから風の乗り方を忘れていたけど、リリーは一生懸命に空へと急いだ。 大きな雲は小回りが効かない。 だけどリリーは小さい。一直線に進むにも軽さで進むのが早く、小回りもきくため、雲たちの間をぬって他の雲たちよりも早く上空へむかえた。 「天気の神様、無事でいてください。」 何度も何度もお祈りした。 天気の神様の元に着くと、 大きな雲がすでに天気の神様と話をしていた。
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