萩原学芸員からの丁寧な返事

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萩原学芸員からの丁寧な返事

 一方で私は、富山市郷土博物館の萩原大輔主査学芸員にもメールをお送りした。  私は、まさか学芸員が先行する研究成果をご存知ないはずがないという思いを最後まで持っていた。  マスコミが読者の興味を引くため、一部分のみ強調した報道をすることはよくあることである。  萩原氏からは2月12日付で大変懇切丁寧なお返事を頂き、大変恐縮した。  私信につき詳細を記すことは差し控えたい。  このエッセーに関係する部分についてご迷惑にならない程度に紹介させて頂く。  現在、萩原氏は「乙夜之書物」に収録された斎藤利宗の回想についての研究を進めておられ、今回の新聞報道では言及されなかった高瀬羽皐氏や藤本正行氏ら先人の成果についてもハッキリ紹介していくということである。  今後、萩原氏の研究の中で、果たして高瀬氏が参照した資料が何だったのか?「乙夜之書物」との関係も含めてかなりの部分、明らかになるのではないかと期待している。  私も萩原氏の研究成果がまとめられたら是非拝読の上、エブリスタで紹介できればと考えている。      
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