<主宰挨拶>企画を終えて

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 バカじゃないか、となじる自分もいました。こんなことをしても、その間も妄想コンテストは続くし、他所のコンテストや長編の公募だってある。できれば出してみたいと思っていないのか? もしこれに時間を取ったせいでそれを断念することになったりしたら後悔しないのか? と。  でも、私はやっぱりせっかくのアイディアを燻らせてはもったいない、という気持ちが強かったです。そのままにしたら、他の小説投稿サイトに先を越されたら、きっと絶対後悔する、と思いました。その後悔はもしかしたら公募を見送るよりもずっと強くなるのでは、とさえ。  ちなみに、この企画を立ち上げてからこの日まで、私は実際「書けたら出そう」と思っていた長編の公募を結局一つ諦めているのですが、これは単なる自分の力不足です。やっぱり数万字の長編の壁は高い。  と言うことで、私はある程度のイメージ固めをした上で、運命の呟きを投稿しました。
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