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それでも僕らは何度も会い、何度もキスをした。
浮気なら浮気でいいさ、こっちも楽しませてもらうぜ!なんて最近はVシネマでも聞かないようなセリフが思い浮かばないくらい僕は彼女にのめり込んで行った。
だからこそ、虚しさだけが体を埋めて言った。
でもそんな愛は必ず終わりが来る。
「もう会わない」
会わないではなく、会えないならまだ少し慰められたのに。
初めから僕は君の運命の人じゃないのは分かっていたのに。
「ごめんね」
そう言った彼女は今までで一番綺麗だった。
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