第2章 幸福な旅を…………

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数曲弾き終わり一段落しているハートリーたちバンドメンバーは 少しの休憩として少しの水を口にしたり、 煙草で一服したりしていると トコトコ………… とラフな形のドレスを着た少女が1人駆けてきた。 お伽噺から飛び出してきたような彼女は ハートリーたちの前に辿り着くと 興奮気味に話しかけてきた。 「素敵な演奏だったわ! 私もパパもママも、私の姉弟も ウチはみぃ~んな貴方たちの音楽大好きになっちゃった。 ありがとう!」 少女はそういうと小さな右ポケットから何か ゴソゴソ、 と取り出した。 カラフルな飴玉だ。
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