亀の甲羅と桜歌

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「想矢、なんで離れていったの想矢」 そういいながら、近づいてくるのである。 (ーーはぁ、想矢になら、利用されてもいい) わかっていた 自分が馬鹿なのは理解していた、それでも想矢にならそれでもいいと 利用されてもいいって思ってたんだよ。 そういいながら、涙を流すのである それも大粒の涙 そしてそのまま泣き崩れてしまうのである、 そしてそのまま、倒れて伏してしまう ああ、ああ、そうだ これが始まりである
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