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世界の創造
「それで、創造神様…世界はやはり…。」
「うむ、ファンタジーだ。それしかあるまい。」
「はぁ…それで、私の役目はなんでしょう?」
「君には、天界の方をお願いしよう。」
「創造神様は、魔界ですか?」
「いや、私は地上を担当するよ。」
「地上…それはあまりにも危険では?」
「危険も承知だ、それに魔界よりも悪くない。では…世界を創造しよう。」
創造神はパチンと指を鳴らすと世界地図のような物が三枚現れました。
どうやら、今回の世界は地図によって管理されるようです。
「上は天界、真ん中は地上、下は魔界だ。」
「天が存在する所、魔ありという訳ですか…。」
「うむ、天界に一つ、地上にも一つ、魔界は無法地帯だ。」
「魔界の無法地帯が懸念されますが…その点は、創造神様は「まあ、なんとかなるだろう。」…そうですか。」
なんとも投げやりな世界創造でした。
神の加護でなんとか切り抜ける作戦でしょうね。
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