30人が本棚に入れています
本棚に追加
まこちん:ん~じゃ、俺これから退職届書くから、そろそろオチるね
真琴:え、あれ本気だったんですか?
まこちん:真琴が言ったんじゃん、ゼロじゃないんなら挑戦しろって
真琴:ちょ、いち中学生の話真に受けて職を失うとかあり得ないでしょう
まこちん:いいんだよ、真琴が言ったことなんだから、全部真琴のせいにしちゃうしさ(笑)
真琴:やめてくださいよ、まこちんさん! 責任感じちゃうじゃないですか
まこちん:そう? 俺は今日真琴に会えて勇気を貰えたことに感謝してるけど?
僕よりも20歳も年上の大人が僕に感謝だって?
まこちん:真琴は真琴のままでいろよ? それと夢だけは忘れるなよ
真琴:あの、まこちんさん
まこちん:うん?
真琴:僕の方こそ、ありがとうございました、なんかちょっと楽になりました
いつもずっと思っていた。
朝が来るのが嫌だなって。
死にたいとかそんな大げさなもんじゃなくって、僕が僕でいられる場所が夜にしかないから。
だけど、僕は僕のままでいいって言ってくれる人がいるから、明日は今日より頑張れる気がする。
まこちん:そっか、なら良かった! お互い明日からまた頑張ろうな
真琴:はいっ、まこちんさんも
まこちん:あざます! じゃあ、お先に~!!
あざます? て、なに?
『まこちん、退出しました』
最初のコメントを投稿しよう!